下手をすれば半年ぶりくらいにタブレットペンを手に取りました。
ブランクがあっても地力なりのものは描けるようで、極端に凹むようなことにはなりませんでした。が、やっぱり髪描いて~服描いて~のところでストップ。少しでもディティールに手をつける段階になると、とたんに思考停止してしまうようです。
だいぶ前からこんな感じなんですが、素体(丸坊主の裸体状態)をポーズつけて描くまではなんとかなるものの(調子悪いとこの段階ですらムリ)、いざ肉付けへとなるとさっぱりというパターン。なんか考える力がごっそり抜け落ちてるような気がします。昔はヘンなデザインでもそれなりに描けていたんですが…現実的な服飾を考えないといけないとか意識し始めたあたりからおかしくなったように思います。
同時に、イメージを絵に投影させるっていうんでしょうか、そういうのも出来なくなりましたね。そもそもシチュエーション皆無な「ただ描きました」的な絵しか出てこない。こねくりまわした結果、なんか形になりましたって感じ。
「学習された無力感」ってのを今日たまたま目にして興味深く読んだわけですが、これに共通するものを感じなくもないです。理想のイメージを思い描いてもまったく形にならないと思い知らされると、イメージすることさえ忘れてしまう。
なんとなくわからないでしょうかね?