全国の競馬ファンの皆さん、いよいよ明日はクラシック第1戦、牝馬クラシック「桜花賞」です。
今年はこれといった本命馬がいない(さらに注目馬ポルトフィーノ出走取消と)大混戦の桜花賞となるようで、馬券的には面白いとも難しいともいえます。
が、今回に限ってはもう本命は決まってしまっていて。
その馬の名前は、「オディール」。
97年の阪神3歳牝馬S(G1)で、キャリア1戦&1勝馬の身で2着に食い込んだ、「キュンティア」の初仔です。
当時、競馬を見始めたばかりの自分が、ほとんど名前で気に入ってプッシュしていた馬で、(当時はいまいち理解していなかったが)血統は折り紙つき(ミエスクの姪、キングマンボのいとこ、エルコンドルパサーのおばにあたる?)と、それなりの裏付けもある一頭でした。
まあ、競争成績では前述の阪神3歳の2着が目立つ程度で、重賞に出てくるのが関の山という結果に終わったわけですが。
その血統から、繁殖としての期待が大きかったという話で、事実何年も初仔の話がないと思っていたら子宮炎だとかで子供が出来る身体になるまでだいぶかかっていたとのこと。
そんな彼女が産んだ最初の子供が、引退後、実に5年近く後のことというところに関係者の期待のほどを感じられるのではないでしょうか(よくは知らんけど)。
とまあそんな感じで、デビューしたオディールは、出世レースとしてのステータスもある、その年のG3「ファンタジーS」を快勝。キュンティアは初年度産駒から重賞馬を輩出するという立派な成績を残したというわけです。
そして、明日の桜花賞。
G1です。そして、けして勝利が有り得ない位置にいるわけではありません(前日オッズでは3番人気)。
現実がそう甘くないというのは、産駒応援をしていればいやでも実感できますが、否が応にも期待は高まるもの。
明日のレースは必見です。
注目の発走時刻は15:40。