ブログ記事を書いているときはMTの標準のエディタを使っているわけですが、MT4からリッチテキストエディタといってWORDのように表示を確認しながら入力できる、いわゆる「WYSIWYG」機能が付きました。
普通に使っている分にはまあそこまで気にならない程度に活用できるこの機能ですが、実はちょっと困った問題を抱えているようです。
主に自分が使っている範囲で「ちょっとこれはなあ…」というものを挙げてみます。
- 改行の扱いが使用ブラウザごとに異なり、IEでは<p>、Firefoxでは<br />で表現される。
- 画像を挿入した時に左右どちらかに寄せようとするとfloat属性が設定され、続きの文章が画像の横に回りこんでしまう。
とまあ、こんなところですが、順番に見ますと1番は
- どちらか一方のブラウザでのみ記述する。
- 標準エディタでないもの(FCKeditor)を利用する。
- DefaultValueSetterを利用する。
という方法があるわけですが、わたしの環境ではIEで画像などをアップロードしようとすると、ラジオボタンが挙動不審になって操作が完了しないという問題もあって、画像を貼り付けたエントリに関してはFirefoxに切り替えて書いているという有様なんですね。ということでFirefox必須とした時に、次善の策である「FCKeditor」を導入したとすると、今度はWin版Firefoxのみに存在するらしいバグがあって画像配置に問題が出る、と。こりゃまたしょうがないということで、一手間ですが最後の方法を採用してみると…今度はなぜかPタグの挿入に失敗するという。
結局ということでリッチテキストエディタを極力使わない状況に慣れるしかないのかなーと、タグを打ちながらこれを書いているわけです。
それから、2番に関しては、ちょうどよいプラグインがあり、それを利用することで完全に解決しました。「StylelessImage」というものですが、リンク先にもあるように、挿入画像のstyle属性などを消去してしまう機能があります。実はMTで貼り付けた画像はformタグで括られていてこれが邪魔だと感じる人が多いようで、そういったニーズから生まれたもののようです。
自分はあまりそこには不満を感じていないので、style消去のみに使わせてもらっています。