TitleImage
counter

イラストサイト [Inkdrop] の中の人、9minの中の人によるだらだら雑記。

最近の記事一覧

  • 2010.02.01 :  今度はCD買取
    間欠泉のように時どき更新しております。 以前(これとこれ)の話ですが、コミック類...
  • 2010.01.14 :  背景を知らなかった思い入れのある曲
    先日、どういう流れか忘れましたがニコニコ動画をうろついていたら、私の学生時代を彩...
  • 2010.01.14 :  メモリ増設大作戦
    は失敗しました。完。 ごくたまにメモリ不足の症状を見せていたのもあり、意を決して...
  • 2010.01.07 :  危なかった...
    今日の帰り道のことですが、危うくタヌキを轢いてしまうところでした...。 ハイビ...
  • 2010.01.02 :  2010年は
    起きて雪かき→メシ→寝る→ 起きて雪かき→メシ→寝る→ 2010/1/2(完) ...
[ゲーム機改造]
■ ケーブル改造完了

えー、一晩明けまして、やっとこ疲れも落ち着いた感じですので、製作レポでも書いてみましょう。

5/9のエントリのとおり、D端子オス-AVマルチ端子メスのケーブルを製作したわけですが、これに既製(自作)の「S映像&ステレオ音声出力増設AVアダプタ」の機能も兼ねさせることが出来そうでしたので、予定を少し変更して「D端子オス-AVマルチ端子メス+S映像出力+ステレオ音声入出力増設AVアダプタ」というシロモノをこしらえました。

まずはベースであるAVアダプタを分解します。

ガワを取り外して、ケーブルを樹脂コネクタから取り外した状態です。ここから、回路上の余計なもの(コンデンサとかチップとか)をすべて半田ごてを使って取り外します。

小一時間ほどかけて、あらかたとっぱらった状態の基板です。

基板側の樹脂コネクタは半田付けに邪魔になりそうだったので、ドライバーでちまちまコジって取り外しました。
この状態でAVマルチ端子、ステレオ音声端子は回路的に完全に分離されています。
ここから樹脂コネクタを外したピン部分に、D端子ケーブルのコードを半田付けしていきます。

できあがり。

こちらは裏面。

一足飛びにS端子メスと、ステレオ音声の入出力先を切り替えるためのディップスイッチをつけてしまってます。
半田付け部分のゲル上のものは、グルーガンの樹脂です。絶縁および固定効果があるそうで、精度が怪しいわたしの製作上、最終工程として重要な位置を占めます。
S端子やステレオ音声端子については余ったコードを利用して繋げたので見た目よろしくないですが、まあ実用上問題ないのでこれでOKとします。ちなみにS端子コネクタは基板上にキリで穴を開けて、絶縁テープで覆った後、押し込んだだけというアバウト施工になっております。ショートしてなきゃいいのさ!

で、ガワを加工して、

押し込みます。

さらに押し込みます。

これで一応の完成です。ケースの穴あけにはハンドニブラを使用して、ヤスリがけで整えています。
…相変わらず精度がいまいちな加工です。中のコードがちらりと見えるあたり、これがチラリズムってやつでしょうか。

ネジ止めして仕上げ、全体像をパチリ。

下は製作完了後に続けて作った、D端子オス-AVマルチ端子オスの変換ケーブル。

製作したアダプタとケーブルをつなげて、両端D端子オスの接続ケーブルに変身。

写真で見るとあっという間に出来たように見えますが、これがまた、えらい時間がかかってまして…。
まず、冒頭の仕様変更で配線をおさらいするのに時間がかかり、以前より楽にと思って変更した樹脂コネクタ部分のピンへの半田付けで、空間があまりなくこてを操るのに難儀してかなりかかり、途中でふと気づいてみれば基板上にサインペンで1番ピンを記しておきながら反対側を1番と勘違いしてつけてしまっていて(記入したのとは反対面に半田付け…)半分まで終わってたのをもう一度付け直したり、付け直したと思ったら1-12番ピンのはずが13本あることに気づいて泣く泣く1本分ずらし直したり(以前製作したときにもたしかに間違えてました、ここ)、コードが短くて窮屈なため根元の方の被覆を後から剥がしたりとまあ、散々でした。

完成したと思ってテストしたら赤が全然出てなくて、接触不良を疑っていじってたら捻ると必ず映像が乱れるポイントがあったり、そんなこんなしているうちに緑も出なくなって(笑)青1色になって、開きなおしてみれば見事に断線していてグルーガン剥がしからやる羽目になったり、最後にはスイッチがいじるときに押し込まさって戻らなくなるので、ゴム板を使ってつっかえ棒がわりにして固定したり。

…イロイロありました。最終的にすべて出来上がったのは夜の1時過ぎ。実に12時間ちかくかかりましたとさ。

おかげさまで、なんとかかんとか、無事、映像の方は期待通りの表示をしております。

これでGV-D1VR(D端子対応キャプチャボード)でいろいろ動画がキャプチャできるどー!

で、何取るの?

Posted by 9min / TrackBack: 0 / Comment: 0

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://inkdrop.cubicrecord.com/mtdb/mt-tb.cgi/967

コメントする

【このブログ記事について】

このページは、9min が2008年5月11日 17:27に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は 「 当たった… 」 です。

次のブログ記事は 「 次走はオークスのようです 」 です。

最近のコンテンツは インデックスページ で見られます。過去に書かれたものは アーカイブのページ で見られます。