昨日のエントリの後、ふと気づいたのでさらにもう一枚、パース線を引いてみました。
今回のはまだ試してないパターンがあったことを思い出したためで、それは何かというと奥の壁面の線を基準にしたパターンです。これにすると右消失点がとっても遠くにいってしまいました。けれども不思議なことに、手前のテーブル以外は誤差の範囲内に収まっているように思われます。ま、これでも右手は上がりすぎなんですけど。
ペンを入れてみました。そんなに変わってませんね。
最後に仕上がりイメージサイズで。期待していた広角感ではないものの、これでも普通に見えます。パースが狂っていると凹んでいた自分は何だったのかという気分です。
今回の実験の結果、パース一つでおおきく空間感が変わることを実感しました。特にちょっとした誤差で表情が変わってくる点など、漫然としていたのではわからないままだったことが形になって認識できたのはよい収穫だったかと思います。反面、人物が極端にパースから外れてなければ、そんなに問題ないように見えてしまうという怖い一面も…。
うーん、適当なパース(感覚パース)はやめた方がいいかなあ…。