今朝はとてもおかしかった9minです。
昨夜から確かに寒かったのは事実なのですが、冬並に着込んでも手足が芯から異常に冷たかった…。「風邪?」とか思ったんですがどうもそうとも言い切れない感じ。毎年のようになんかしら体調不良が見られるだけに、この時期の気温が上がり下がりする頃というのは自律神経がやられやすいともいいますしそれでしょうか。貧血のような「くらり」感があります。
ということで昨日になりますが、神戸新聞杯とオールカマーが無事終了し、共に1番人気の実績馬が優勝という形で秋競馬の幕を上げました。
オールカマーのマツリダゴッホはいうことないでしょう。お見事と笑うしか有りません。こういう極端な特徴を持つ馬ってのは、圧勝するような能力を持っていてもどこか愛嬌みたいなものが感じられて個人的には大変好きです。ディープインパクトのようなパーフェクトタイプはどうも好かない…。これで次走のJCでコロっと負けたりすると、お家芸爆発といった感じでなお笑えます(笑)。しかし、さすがはSSというべきなのでしょうか、最後の大物と言われながら尻すぼみがちな同馬がよくもここまで成長したものです。恐ろしや、SSの血。
対する神戸新聞杯ではダービー馬、ディープスカイが勝利。中団から押し上げて先行押し切りというタイプの競馬でしたが、抜け出した後のブラックシェルの追撃にあわやというシーンもあり、なかなか最後まで気の抜けないレースでした。最後にはオウケンブルースリの強襲もあり、決してこの時点での絶対性を誇れるものではなかったですが、安定して力を見せつけられることがわかったのは収穫ではないでしょうか(まあこういう馬が、いきなり前触れもなくコロっと負けて波乱を呼ぶわけですが…)。
ブラックシェルが詰めの甘い馬だということもあり最後は凌いで見せた同馬ですが、次走は菊花賞か天皇賞・秋になるか、いまのところ不明とのこと。大方の見解では距離伸びていいということは無い様で、天皇賞のほうが有力になるのでしょうか。現時点で国内最上級のクラスである古馬たちに有力な出走馬が見当たらないようなので、勝ちはあるのかも知れませんが、それはそれでまた実力に疑問符が投げかけられそうな点が痛いところです。
まずなんにしろ、秋競馬がどっちらけな終わり方をしないことを期待しつつ、わたしは生温く見守りたいと思います。