本日、所用で盛岡に出まして、その帰りに夕飯ということで、むほむほ氏お勧めの回転寿司「釜石ごん太」を見かけましたので立ち寄りました。
「あれ、こんな造りだっけ?」と訝しがりながら、駐車場に入ります。なんか建物と駐車スペースとの位置関係が前回(数年前)と違う気がします…。
おかしいなーと思いつつも、記憶にない形の入り口へ。
え、なんか、ここは違う店でしたか??
店内が観察できる位置まできてから、ひどい違和感を感じます。
なんだ、この普通の飲食店のような店内は!?ここは回転寿司では!?
と思いつつも、しかしやっぱり「釜石ごん太」に違いはなくしょうがないので入ろうとすると、風除室の内側のガラス戸が開きません。なんだこりゃ?とさらに混乱しますが、よくよく見ると引き戸。ドリフのコントを素でやってしまいます。
で、店内へ。間違いなくここは普通の飲食店です。ありがとうございました。つーか回転寿司独特のあの機械がありません。もはや頭はこの状況についていけず混乱状態。店員に薦められるまま、カウンター席へ座ります。カウンターといっても店内外周面を向いた状態で、厨房側を向いているわけではありません。
で、なにやら店員が席の前のタッチパネルモニタをいじります。
「ご利用は初めてですか?」
はい、初めてです。こんなふざけたシステムの寿司屋は。
でもその人はよく聞こえなかったのか、勘違いしたままなんの説明もしないで戻っていってしまいました。ちくしょうめ。気の弱いわたしは呼び戻しもせず、目の前のモニタとにらめっこ。こういうとき、パソコンにどっぷり浸かっている恩恵を感じます。とりあえず年齢相応の適応力でもって注文します。最初はこのサーモン2つで。ぽちぽちっとな。
…注文確定で完了まで押したにもかかわらず、待てども待てども寿司のすの字もやってきません。なんじゃこら。
となりにいたおばちゃんが配膳されたものを平らげてしまうまで待って、やっとのことでサーモン(と他2種ほど)到着。すでに追加注文してしまっていましたわたし、まとめてきたはいいがそのあとにも追加注文してますが。
というあたりでやっとここのシステムを理解し始めたわけですが、ようするにここ、「回転寿司」じゃなくなったのね(遅い)
普通の飲食店のようにオーダーとって調理して配膳して~という流れなわけですね。つまり、使い方としては回転寿司感覚の「ちょい注文」は相性が悪いと。そういうことですか。
ということを最後の配膳分で実感しつつ、食事を終えました。つーか、どれくらい食ったかわからんのは結構困りますな。皿数えるわけにもいきませんし。腹具合を計算して注文できないんで頼みすぎになるとこでした(さてはこれが狙いか?)。それと、食べたいときに直ぐ食べられない、このもどかしさは非常に印象悪かったです(まあ、回転してても食べたい物が流れているかというとまた別の問題ですが)。
やっぱわたしゃ普通の回転寿司がええですわ~。おいしかったけども。
それは釜石ごん太の別の店ですな。
タッチパネルのお店と、しっかり回転しているお店とあるんですよ。ただ、タッチパネルの店は、自分がどれだけ注文したかすぐ分かるし、ランチメニューとか充実していてなかなかいいでっせ。これで慣れたら、また行ってみるよろし。
毎度どうもですー。
そうか、やはり別の店舗でしたか…。不覚。
何を食べたかすぐに分かるのはいいのですが、どれだけ散財したかも一目瞭然というのは、まあ…良し悪しです…ね。
最近は廻るとこが近場でもまた増えたようで。あまり機会はないですが、気にはなるところです。