旧「体育の日」の今日、福島県は二本松市の菊人形展に行ってきました。かねてより母が「行って見たい」と言っていたので、テレビで見たのも手伝い、先週あたりから予定をしていました。もちろん、例の「ETC1000円」目当てでもあります。せっかくETCが付いていて目的地もある以上、使ってみないわけにも行きません。ただし、いままで100kmくらいまでが最高距離の自分の運転で、さらに倍の200km超をETC効果で混むであろう時期に移動するのが若干の不安でした。
水沢ICを8時前に通過し、ノンストップで2時間強を運転し、二本松ICまで着きました。上り方面はあまり混んでいませんでしたね。一方、下り方面は結構密度があるようでした。下に降りてから会場までたいした距離じゃなかったのですが、案内表示にいまいちわかりにくい点があり左折するところを気づかずに通り過ぎたため、ぐるーっと一周してしまいました。
駐車場について外に出るとそこそこ肌寒い空気でしたが、天気もまずまずの様子ですぐに暖かくなってきました。
会場に向けて歩いていくと、石垣に「二本松の菊人形」の文字が迎えてくれました。
入場料1000円を払って中に入るとさっそく菊の千輪咲が。ちょっと満開とは行かない時期のようで、他にも咲きかけのものがたくさんありました。ピーク時に来るとまた違った印象かもしれませんね。
正面にはNHK大河ドラマ「天地人」を題材にした菊人形の舞台が。入って最初の区画は「天地人」のテーマ会場になっているようです。
私は「天地人」は見てないのでわかりませんが、有名シーンを再現している菊人形が続きます。そんな道中に菊人形を製作する過程が紹介されていましたので一枚パチリと。直ぐ左では製作実演が行われていました。
製作過程を見て直ぐのところにあった菊人形です。一番印象に残ったのでアップで一枚。見事ですねえ。
「天地人」会場も終盤のあたりで、会場でもある「霞ヶ城公園」の奥へ行ける迂回路がありましたのでこちらにも寄ってみます。大きな池を迂回する形で散策道が続きます。
途中で道に大きく張り出す形で立つ松がありました。補強がされていて何かあったら大変そうだなーと眺めます。脇を通るときは片側に寄らないと進めません。
洗心亭という県指定の茶亭だそうです。あいにく寄りませんでしたので中は良くわかりませんが。なかなか趣のある風景だったので一枚。
ぐるっと10分ほどまわって元の位置に戻ってきて、「天地人」会場は終了。第2会場は昔話やらおとぎ話をモチーフにした区画、第3会場は鬼婆伝説「奥州安達ヶ原」という、紙芝居を舞台装置に置き換えてやっちゃいました的見世物を小屋で見物。人物を全て菊人形で用意している点が見物です。
とまあ、ぶっちゃけ入場料に対してボリュームに欠ける感じではありましたが(満開ならもう少し...)、2時間弱ほどかけて会場を一周して菊人形展を後にしました。もっと秋が深まった頃にくれば紅葉も見所になる感じでしょうか。ただ、起伏が結構あるコースなので体力のない自分にはなかなかつらかったです(ひざが笑いつつあり)。
その後はちょっと寄り道がてら、次のICまでを4号線を北上し学生時代を過ごした福島の街を自分の運転で通ってきました。当時は同じ寮の友人が乗せて歩いてくれたもので、いろいろしみじみしながら帰路に着きました。結構記憶も曖昧になっているもので、ぽつ、ぽつと頭から抜け落ちている道もあったり、変わらずに残っている店舗もあったり。これも短いながらも楽しい旅路でした。
そんなこんなで飯坂ICから東北自動車道に乗り、また2時間ほどかけて帰ってきました。帰り道がそこそこ混んでいてPAやSAでは駐車待ちの車が入り口まで並んでいる場面もあったりと、「ETC1000円」効果を目の当たりにしました。行きも帰りも集中する時間から外れたであろう今回でこんな様子では渋滞ともなったらと思うと...うーん、やだなあ。
おお、すげぇ、遠出したねー。
福島懐かしいね。
しかし、一日に400キロを超える運転をすると疲れるべー。
自分は岩手県をぐるりと一日走ったことがありますが、そのときは一般道で500キロを走破しました。めちゃくちゃ疲れた記憶があります。
や、頑張りましたよー、最近の切り札「カフェイン錠剤」を飲んで。
おかげか道中意識が飛びかけるようなこともなく(苦笑)、無事往復できました。着いてからは速攻でベッド行きでしたが。
一般道を500km…いつでも止まれるとはいえ、途中でギブアップしたくなりますね。
そういや今回はなんとかなりましたが、トイレ休憩とか大変ですよね、アレ>1000円効果混雑