突然ですが我が家のテレビは東芝のREGZA「42Z3500」です。こいつはUSBのHDDに加え、LANのHDD(いわゆるNAS)も接続でき、そこへ番組を録画できるという機能があります。初めはUSBで無難に動かして見たこのテレビも、早々にLAN接続を試し今ではメインをLANに変えています。
そんな中のこと、一身上の理由からNASとして使ってきたLINUX機をOpenSUSEへと変更しまして2ヶ月ほど運用して来たわけですが、ちょっと配置換えを行いまして。OpenSUSE君は隣の居間へとお引越しいたしました。
って、引っ越したの11日のことなんですがね。
そんな新居で彼は再びNASとしてREGZA君とお付き合いを始める...はずだったのに!
REGZA君は彼に録画してもらいたくないようです!(NASが録画先として認識されないんです...)
さて、困ったなといろいろやりながらのトラブルシューティングだったのですが先ほどやっと原因が判明しました。
REGZAには汎用LAN端子とHDD専用LAN端子とがありまして、いままではルーターにぶら下がる形で汎用LAN端子に繋いでいました。この状態だと、IPアドレスやらの通信を管理するのがルーターに任せられるため、あまり問題なく正常動作していたわけです。が、今回の接続形態はHDD専用LAN端子に、直接NASであるLINUX機を繋ぐというタイプで、ルーターは関わってきません。ある意味最も単純な形態で、同一サブネットに配置すれば認識されていいところ、問題が起きたためかなり混乱したわけです。
結論としてはREGZA側の細かい仕様によるもので、汎用端子と専用端子を同一のサブネット(192.168.1.1と192.168.1.2のように)に配置してしまうと問題が発生すると言うものでした(マニュアルの通信設定のところに小さく注意書きとして乗っていました)。通常の利用だとDHCP機能が使われていて問題なく認識するのですが(初期状態は汎用-192.168.1.xxx、専用-192.168.2.xxx)、DHCPによる動的IP割り当てが嫌いな私は固定IPを両端子に与えていたわけです。これがモロに同一のサブネット(192.168.1.xxx)だったというわけです。
この状態だと、REGZA側のDHCP機能でNAS側にIPが割り当てられないようでしたし、IPを固定させてみてもPINGが通らない(REGZA側が見つからない)という始末。結局、初期設定にならい、両者のIPアドレスを192.168.2.xxxと変更したところ、問題なくPINGも通りREGZAからも認識されたのでした。めでたしめでたし。
でも、IP変えたりしまくったせいか、sambaの設定からファイアウォールを再設定してもらわないとREGZAから見えませんでしたけどね。