せっかくなので昨日の続きとして、消してもいいファイルの検証を行って見ました。あくまで一番組のみを録画しただけの特殊な環境&バックアップ取得済みという環境でのことですので、何の用意も無く試して泣くことの無いようお願いいたします。
おさらいですが、昨日の結論として
- 管理フォルダ「.toshiba~」はディスクのルートに必要
- 所有権(パーミッション)はguest(nobody)で、フォルダは読み書き可
- 「.toshiba~」ファイルは自動生成されるので無くても問題無し
というところまで確認しました。
今日はさらに踏み込んで、「.toshiba~」フォルダの中やメタファイル(meta,rat)を消せるだけ消してみようということです。
まずはさっそく無くても大丈夫との声もあるメタファイルから消してみました(以下結果)。
- 「*.meta」ファイル → 再生可能。ただし録画状況の情報が失われる(番組名・録画時刻など?)。
- 「*.rat」ファイル → 再生可能。プレビュー時点で自動生成?
結果は話どおり、両方消しても再生は可能でした。ただし、番組名など表示されなくなり、英数字のみで構成される動画ファイル本体の名前で表示されるようになりますので、metaファイルは残したほうがよいでしょう。
次は管理フォルダ「.toshiba~」ですが、当方の現況ではこんな構成になっています。
│ bid.bin
│ did.bin
│
├─aeef0000000
│ aee00000000.bin (※~0.binから~6.binまで計7個)
│
├─alkf
│ alc0000000.bin
│ alc0000000.buc
│ ald.bin
│ alk.bin
│
└─almf
alc.bin
これを削除・復元を繰り返して試行した結果、
│ did.bin
│
└─alkf
alc0000000.bin
該当の一番組を再生するのに支障のない最小構成は以上のようになりました。意外だったのは「aeef0000000」フォルダで、録画番組数と同じ数のファイルが存在するわりに、消してもなんら再生に不具合が出ませんでした。
というわけで、思ったよりも存在が不明なファイルが多いようだという結果になりました。まあ、実際はなんらかの問題を抱えているのに、該当番組を見ることに関してのみは表層に現れなかっただけとも考えられますので、くれぐれも鵜呑みにして削除しないことをお勧めいたします。