結局宝塚記念はエイシンデピュティの逃げが決まり、同時にサムソンが突っ込んできて私の馬券は紙となりました。
ま、直前になって気になったインティライミの単複買ってたんで、ぎりぎりイーブンに終わりましたけどもね。馬券予想的にはサムソンが2着に入った時点で完敗でした。たとえ3着でも、次点のアサクサまでに買い目に入ってない馬が2頭もいましたし覆るような内容ではなかった様子。
しかし、雨の重馬場が大きく影響したんでしょうか、アルナスラインは惨敗、アサクサも伸びきれず、ロックにいたっては競走後下馬という4歳3強にとっては涙の雨となったようです。その中でサムソンはやはり合うのでしょうか、伸び脚が違いました。やはり同父のオペラオーと同様、こういう馬場は歓迎の口なのでしょう。デピュティは馬場を味方に好判断の賜物といえます。
3着のインティライミは前に馬を置いて終始内を進んだ理想の競馬をしていたと感じます。気性面で問題のある馬ですが無理なく先行できればこれくらいの結果は残せてもいい馬なのだと改めて実感しました。昨年もなかなか見所のあるレース振りでしたし、あと1年くらいでしょうがなんとかG1の勲章を手に入れてもらいたいもの。
これで秋のG1戦線はアドマイヤジュピタとエイシンデピュティというフレンチ産駒2頭が加わり、強力牝馬勢も合わせて群雄割拠的様相を見せるのではないでしょうか。ただし、この時点での最高位がほぼダイワスカーレットだというところがなんとも微妙な感じを残します。競りかけてかないんで不完全燃焼のつまらないレースになるんですよねえ、あの馬出ると。今回は残念な結果でしたが、それの中に4歳3強(ロックの代わりにスルタン)が割って入ってもらいたいところです。
ということで春のG1戦線はこれで終了。これから夏競馬が始まりますが、G1以外の重賞競走はポツポツといった感じに手を出す予定なので、馬券がらみのエントリは秋まで控えめに行きたいと思います。