ニトリ関連で頭が一杯だったためか、録画を忘れて出かけた9minです。
結局親に連絡して取ってもらいましたが、まだ見ていません。結果は車内のラジオで知りましたが、どうやらスクリーンヒーローが勝ったという、番狂わせがあったようです。有力どころがその直後に固まっていただけに、実力は一定以上発揮されたのでしょうが、しかしスクリーンヒーローとは。
結局、期待のディープスカイは2着、秋天でのウオッカへの借りは返し、オウケンブルースリには世代トップの座を保持して見せたわけで、スポーツ観戦としてはまずまずの結果でした。ウオッカも3着、相変わらず東京での力は見せ、自身の位置を貶めることにならずに済みましたし。
で、そんな中、ちょっと寂しかったのがメイショウサムソン。
もとよりそれほど好きな馬ではないものの、今回の鞍上石橋守騎手とのコンビ再結成に、2年前のクラシック路線を見ていた者としては陰ながら応援の思いを抱いていました。
長らくG1と縁の無かった騎手が、めぐり合った名馬と頂点中の頂点を極めたあの日。思い出深い、サニーブライアンと大西騎手のことを髣髴させました。そして、期待され、叶わなかった3冠。実績は最右翼ながら、どうにも地味な憎めないやつという印象の同馬は、どこか雲の上という感じを抱かせない親しみやすさもありました。
クラシック年の翌年、宝塚記念の2着を最後に(凱旋門賞挑戦のために)乗り替わりとなり、同コンビは解消となりましたが、主戦の武豊騎手の負傷の関係もあり、鞍が戻ってきた形でした(これにはオーナー&調教師の意向を最大限賞賛したいものです)。
結局、「あの時よ再び」とはいかなかったわけで、今後このコンビがどうなるのかはわかりません。引退の噂もあるようで、これが最後のチャンスだったかもしれないです。それでもやっぱり、もう一度、先頭でゴールを駆け抜ける場面がみたい気もします。結局、乗馬引退した不遇のライバル、ドリームパスポートのためにもね(この馬も鞍上のことで問題がでたものでした。高田@有馬は惜しかった…)。
「競馬はドラマ」主義のひと言でした。