しばらくG1戦線から遠ざかっていたため話題にすることもありませんでしたが、応援していたオディール号が本日の阪神11R道頓堀ステークスにてゴール手前で故障、予後不良となりました。
F1中継で遅れた分、普段は放送されない時刻のレースが中継されていたわけですが、まさにそのレース、その様子が映し出されていました。
長く競馬を見ていればいくらでも目にすることになる光景ではありますが、何度見てもやり切れないものではあります。条件馬に落ち、しかし前走で久々の勝利を手に入れて「さあもう一度」という矢先のことですから、なおのこと無念を感じます。無事であれば1着ももしやと思わせる勢いだったことが逆にこういう事態を招いたのだとしたら皮肉なものだと言わざるを得ないでしょう。
そもそも、この馬は母キュンティアのやっとの初仔ということで期待も高く、そして重賞も勝ったため他の兄弟と比べても注目の的でした(ま、兄弟がデビューまで辿り着けて居ない事情もあります)。
こういう形でターフを去ることを想像していなかっただけに、やはりショックなものです。血統を論じれるほど知識はありませんが、世界の良血を母に持つだけに今後の成績を問わず、繁殖として大きく期待されていたのでしょうね。
残念でなりません。